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代表挨拶

言いにくいことも、言う。
そんなパートナーとして共に歩んでいきたい。

「いさめてくれる部下は、一番槍をする勇士より値打ちがある。」
徳川家康が残した言葉です。幼い頃より人質として長く生活しており、また晩年になって天下を統一するなど、我慢や忍耐の人というイメージ通りの言葉です。しかし、若い頃の家康は、激情家として有名です。爪を噛むという悪癖を持っていたこともよく知られています。
その激情から敗れた戦も少なくありません。武田信玄に戦いを挑んだ三方ヶ原の戦いでも、大敗を期し、脱糞しながら命からがら城に逃げ帰っています。その失敗を教訓として後世に残す為に、しかめ面の自画像を描かせています。そんな家康だからこそ出てきた言葉なのかもしれません・・・

我々、社会保険労務士は、労働諸法令や人事・労務管理の専門家です。
労働基準法は、中小企業にはそぐわない、法を順守するのは厳しいなどとよく言われますが、しかし、中小企業であれば労務管理をしなくて良いのでしょうか?そうした考えが知らず知らずのうちに法律違反や労務トラブルになっている事が少なくありません。さらに、近年ではデジタル化による多様な働き方への対応や、SDGsなどの考えを背景に誰もが自分らしく働くことができる環境づくりが企業の責務となっています。また、企業の規模や業態に関わらず、DXはすべての企業が取り組むべき重要課題であり、人事労務業務のDX化も避けては通れません。
変化の時代においては、いかにスピーディに変化に適応し、対応していくかが成長のカギとなります。

今後ますます人事労務に対する企業の考え方が、企業の価値や社会からの評価につながる重要なファクターになるからこそ、当社の社会保険労務士は「言いたくない(言いにくい)事を言う」パートナーでありたいと考えています。上司をいましめる徳川家臣団のような存在として、共に歩み、大きな成長を成し遂げる。そんな値打ちがある役割でいたいと考えています。

代表社員 秋野 高大
代表社員 秋野 高大